【過去を振り返って】ミニマリストになった私が実はコレクター気質な件


今となってはだいぶモノを捨てて快適に暮らすことができていますが、昔はとにかく物を集めていました。

コレクションを揃えるのって楽しいですよね。

ミニマリストとコレクターは正反対の気もしますが、今回は実は私にコレクター気質が残っているかもという話です。

今までの人生をかけてどんなものを集めてきたかを思い返していきます。


幼少期 トミカ

まず、私のコレクター気質の源はタカラトミーから発売されているトミカですね。

何歳ごろから始めたかはわかりませんが、気付いたらトミカで遊んでいた気がします。

周りがレンジャーものや仮面ライダーなどに夢中の中、私はトミカを転がしたり、口の中に入れたりして遊んでいた記憶があります。

とにかくその頃は車が好きで好きでたまりませんでした。

今となっては全く車に興味はありません。

運転なんかしたくないし、自分の車を持つなんてもってのほかです。

人間が運転するのは危険すぎるということを身をもって体感した高校二年の時の事故でありました。

早く自動運転が実現してほしいものです。

レンジャーものや仮面ライダーのグッズを買ったことは一切ありませんし、テレビ放送も見ていなかったので当然周りの話についていけません。

正直、「あんなものの何が楽しいんだろう」と本気で思っていました。

あの車が欲しい、この車も欲しいとどんどんトミカのコレクションは増えていきました。

何百台集めたか数えきれません。

トミカも1台500~1000円ほどしますので出費も馬鹿になりません。

最初は親が買い与えてくれていたのですが、だんだん「もう持っているからいらないでしょ!」と怒られ、泣いていた記憶があります。

こんな時に頼れるのが祖母ですね。

家から30分ほどのところにあるイオン(当時はジャスコ)に毎週連れていき、買わせていました。

私のトミカで祖母は10万以上資産を溶かしたと思っています。

ごめんなさい、そしてありがとう。

今となってはトミカなんか買うぐらいならドラム式洗濯乾燥機を買いたいですが、当時の私にとってはトミカこそが心ときめくものでした。

小学生時代 カードゲーム

続いてはカードゲームですね。

これは男性諸君は比較的通る道ではないでしょうか。

特にハマったのがバトルスピリッツデュエルマスターズですね。

特にデュエルマスターズは小学生だけでなく中学3年生の時にも流行ってやっていましたね。

中学生になると小学生の時よりもより高度なプレイングができるようになっていました。

このカードゲームが沼でして、新登場のパックやデッキを買っているといくらお金があっても足りません。

1パック150~200円ほどですが、積み重なると何万、何十万となります。

とにかく友達に勝ちたいんですよね。

勝ってこそのカードゲームです。

友達がレアカードを当てたと聞けば自分も欲しくなり、パックを買うわけですね。

友達と切磋琢磨しながらただお金を消耗していました。

カードゲームも奥が深くて頭を使わないと勝てないんですよ。

試行錯誤をしながらたくさん思考を重ねたことは今の私の原点かも知れません。

さらに、友達とカードを交換したり、売買したりしてマーケティングのスキルも少し身についたと思います。

そして何より、一緒に高めあったデュエリスト同士の熱い絆は今でも消えていない(はず)。

遊んでくれた友達に感謝です。

中学生時代 グラブオイル

続いてはグラブオイルです。

中学生時代は野球部に所属していましたので、当然グローブを持っていました。

グローブも練習や試合で汚れてボロボロになってくるので手入れをしなければなりません。

普通、グラブオイルは1つあれば十分なんですが、私の場合はクリーナーやオイル、ワックスと一通り揃えようとしていました。

さらに、グローブを分解して紐を替えたり、湯もみ型付けをするなどグローブをいじることにはまっていました。

一時期は本気でグラブ職人かスポーツショップの店員になろうと思っていました。

気付けばグローブの値段よりもメンテナンス用品の値段のほうが高くなっていました。

中学生~高校生時代 文房具

中学生と高校生時代は文房具を集めていましたね。

1000円を超えるシャープペンを何本も集めて一人でニヤニヤしていましたね。

コイツ、クルトガ使ってるのか」とか

シャーペンに1000円もかけるなんてもったいない」と思われるかもしれません。

しかし、当時の私にとっては文房具にお金をかけることは理にかなっていました。

文房具を揃えるとテンションが上がるので、勉強がはかどります。

文房具は私の勉強のモチベーションを上げる特効薬でした。

受験勉強がつまらなくなったらシャーペンを新調して興奮していましたね。

東急ハンズとLOFTがとにかく好きな時期でしたね。

使いもしないのに万年筆を買ったりもしていました。

自分の字の汚さに絶望しました。

高いシャープペンを使っている私よりもクルトガを使って書いている人のほうが字が圧倒的にうまいです。

私がクルトガを使って書いたらもっとひどいことになります。

ちなみに私のおすすめのシャープペンはパイロットのS20です。木製のボディが圧倒的にかっこいいですね。

女子の筆箱かっていうくらい筆箱はパンパンでしたが、女子の蛍光ペンだらけの筆箱とは違い私のペンケースには夢と希望が詰まっていました。

学生時代は文房具は触れる時間が多いですから、自分の好きなモノを使ったほうがいいと思います。

代わりに私は私服などほとんど買った記憶がありません。

基本土日は部活だし、遊ぶとなってもジャージでいいやとなっていました。

ある意味、エッセンシャル思考的なお金の使い方でした。

結論 好きなことならいいんじゃない?

これまでたくさんのモノを集めてきた私ですが、特に後悔はありません。

いろんなモノにお金と時間を使ったからこそ得られたこともあったと思います。

今となっては馬鹿馬鹿しいお金の使い方ですが、その時の私にとっては最も心がときめくお金の使い方であったことは間違えないです。

ずっと同じことを好きでなければいけないというわけではありませんし、趣味や興味は変化して当たり前です。

その瞬間瞬間で心ときめくことに集中することが大切だと思います。

これからも私は自分の好きなことに時間とお金を惜しまない

選択と集中によるエッセンシャル思考を学んだ今日この頃です。

結論:嫌いなこと、無駄なモノをそぎ落とすためにミニマリズムは最適です。

やること、やりたいことが多すぎてどうすればいいか分からないという方は是非「エッセンシャル思考」を読んでみてください。